2019年01月04日
東洋医学の基本になる考えでございます。
生きとし生けるものは、すべて宇宙の運行に影響を受けています、と考えます。
これは天地の影響を受けないものはないのですよと言われているのです。
ですから、春は穏やかで、暖かく、
夏には激しく暑く、陽気が働きます。
そして、秋には穏やかに冷たく、冬には厳しい厳寒となるのですと、
陰気の働きを診せてくれるのです。
人間も春夏秋冬の移り変わりによって陰陽の働きの影響を
受けていることになります。
天地の影響を考えて、鍼灸治療を行うのですよと、
言われているのですね、
このことを表す言葉が「東洋学の陰陽論」と言うことになります。
それでは、
陰陽に合わせて鍼灸を行うとはどういうことなのでしょうか。
できるだけ分かりやすい言葉で、お話しできるといいなと、思っております。