院長のひとりごと

2019年、古典鍼灸に多くの感銘を受けた一年でした。

2019年12月26日

1、病名のついた方が多くなりました。

パーキンソン・リュウマチ・眼疾患・心臓病・癌疾患、術後の体調管理、このほかに、肩こり・腰痛は日常的です。

2、患者さん自身が、鍼灸後、病状安定に気が付くようで、不安感が少し薄れるようです。

そんな鍼灸治療院にとって、

時には、

その病状は鍼灸より、

病院へ行かれた方がよいのではと思うのですが、

むげにお断りできないことも増えており、

何よりも、

こちらを信頼されている方からの、ご紹介には、

治療効果に大きな力が認められます。

つい最近も、感動がありました。

長いこと消化器系の体調不良で、いろいろな病状を訴え、その中でも「おしっこの不調、声が出ない、」が、

主でしたが、

数日前から声の出が、正常に戻り、気が付くと鼻歌を歌っているのだと、

嬉しそうに、

きれいな声で伝えてくださいました。

勿論鍼灸師の私も、「おやっ♥話し言葉が聞き取りやすい、」そう気が付きました。

これをお読みになって、

「なんだ声くらい」と思う方がいらっしゃいましたなら、

辛い病気に陥ったことのない方です。

耳・眼・臭い・唇・舌などに現れる病状は、重病の前触れだったりするのです。

この見分けを的確にできるか否かで、鍼灸治療の効力が違ってくるのです。

私自身も、これからも勉強を続け、深めてゆきたいと切に思っております。

東洋医学古典からの学びに、感銘を覚える一年でした。

 

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