院長のひとりごと

骨折後の自己トレーニング中、鍼灸も併せて始めました。

2020年02月16日

明るいお話から、出発です。

 

大晦日の手首骨折からこの方、

リハビリ重点の生活が続き、

治療院でもそのために、患者さんを、少なめにさせていただいております。

もうしばらくわがままを、お許しくださいませ。

さて、リハビリの成果を、日記風にまとめました。

1週間目

ドクターが小さくあきれ声をあげます。

「あれれ、拘縮が、ひどくなってるよー、」

「手首は折ったけれど、指は折れていないんですよー」

「指のトレーニング、動かしてください」

強く指摘されました。

この時期、家でのトレーニング、申し訳程度、ちょっぴりです。

心理的に、拒否反応が強く、

誰かに触られるなどとんでもないと、自分防御が強く表れていました。

恐怖心と不安感から身を守っているのです。

 

2週間目

1週間目とさほど、違いはありません、

拘縮はますます進行しているとのことです。

ドクターの気落ちが伝わります。

叱咤激励の嵐は吹き荒れても、誰にも触って欲しくないのは、相変わらずです。

家トレーニング、1週間目とあまり違いはありません。

 

しかし3週間目もドクターに叱責されるのは、恥ずかしいな。

こんな気持ちが芽生えました。

不気味な拘縮のレントゲン写真も、これではいけないと伝えています。

ここは真剣に取り組まなければ、

断崖絶壁に立たされていることに、目覚めたようです。

 

金曜日から日曜日までリハビリはお休みです。

 

この日、自分のリハビリ小道具を手に入れました。

出来合いのてるてる坊主がタオルセットにあることに、ひょいと気がつきました。

「私のリハ坊や」と小さな顔を、拘縮している掌に、痛くないよう滑り込ませました。

 

3週間目、

ドクターの安堵が見て取れました、

よせば良いのに、バッグから「リハ坊や」を取り出して、見せびらかしました。

苦笑いされただけですが、診察室の空気が柔らかです。

 

いよいよ2月末で、2ヶ月経過です。

現在も、作業療法士さんのリハビリは続きますが、

経絡鍼灸師としての、指先の感覚を取り戻さなければなりません。

鍼灸治療も、自己治療として始めました。

明るい報告が出来ると信じております。

どうぞ今少し、ご不便をおかけいたしますが、お許しくださいませ。

お詫びと、ご報告です。

 

 

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