院長のひとりごと

四十肩・五十肩

2016年04月12日

四十肩・五十肩、頸肩腕症候群で来院されている方です。

 

女性50代前半、

福祉関係の仕事の他、大学の講師でもあります。

いったい休養はいつ取られているのか心配しております。

 

一年ほど前から、左頸肩腕部の痛みと共に

肩の動きが悪くなり、

比較的早く痛みがとれましたので、安堵しておりました。

ところが喜んだのもつかの間、

右頸肩腕にも同様の痛みが始まったのです。

それにしても、一向に快方に向かう兆しが現れません

夜間の痛みは良くなったのですが、運動に支障が有り、

それに伴って重だるさまで加わっているのです。

1カ月が経過その後間があいておりました。

久しぶりに治療にあたると、肩関節周囲の骨格が

大きく強ばっています。

 

イナトミ「○さん、無理なダイエットの経験ありますか?」

○さん「いいえ、一度も経験無しです」

イナトミ「うーん、だってねぇ、筋肉の落ち方が目立ちますよ」

○さん「実は若いころ、ボートの選手でした」

イナトミ「えーっ、!ボートですか!」

○さん「テニスも、ソフトボールも結構やっていました」

○さん「その頃の右腕回りは60センチでした」・・・

 

ここはどうも聞きちがいのようです。

たぶん太もものことだと思います

 

イナトミ「ちょっと待って下さい、60センチの腕回りなど、

始めて聞きますよ」

 

学生時代は名を成しているようです。

加齢や休養不足などが原因で筋肉の衰えと共に、

骨疲労が始まっているのだと判断しました。

治療法を筋肉から骨疲労に変えました。

このケースは経過報告をさせていただこうと思います。

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