院長のひとりごと

不妊症を考えるその1

2016年08月23日

不妊症を訴えるゲストさんのほとんどが、

妊娠できなくて当たり前の状態で来院されるのに、

不思議でなりません、

 

人は、生物の中で最も妊娠しにくい動物だそうです、

その他の動物と違い(犬や猫)発情期が、

有りません、

実際にはあるのでしょうが、毎日発情している状況にはありません、

排卵日前の数回の営みで妊娠できるなどの成功率は、

栄養状態、生活環境、精神状態のよい方のことで、

高い確率も望めます、

 

高齢出産という人は、これらのことを考えますと

よほどの心構えが必要になります、

担当する鍼灸師は勿論心しなければなりません、

 

不妊の原因として、ある統計では90%以上ともいわれているのが

冷え症です、

西洋医学でも言われているようですが、

冷え症の得意分野である東洋医学を見直しても、

あながち的外れではないと思っています、

 

脈診の出来る鍼灸師は、妊娠可能かそうでないかを見極めることも出来ます、

自然妊娠を望む方は当然ですが、

人工授精、体外受精を考えているという方にも

気をつけた方がいいよと言うことがいくつかあります、

 

冷え症を解決しませんか、

それではどの様に心掛けるとよいのかを、

考えてみたいと思います。

その2に続きます。

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