院長のひとりごと

プロフェッショナルの会社とその社員の姿勢に思いました。

2017年03月20日

春分連休を控えた日の事です。

 

最近パソコンを買い替えました。

セッティングは無事に終えたのですが(専門家にお願いして)、

配線は手付かずでした。

団子状態の配線を整理したいと思い立ちました。作業を始めて間もなく、

「決して取り外すな」の警告の赤文字がぶら下がるコードもあったりして、

早まったと、後悔し始めました。

後は時間の問題です。

「うーうーん、」で、悪い予感通り、警告札コードははずれていました。

後の祭りです。

さて、この警告札は、警備保障会社のセキュリティ配線です。

イナトミ「あっ、やばい警備保障に電話しなくっちゃあ、」と叫びました。

と、このときです、玄関ドアを激しく叩く音がします。

この間5分くらいです。

イナトミ「あれっ、もう駆けつけたわけ?嘘でしょう?」

信じられなけれど、

玄関に走りドアを開けました。

イナトミ「はやーっ!」です。

そこにはテレビでおなじみの制服姿の屈強な若者がたっていました。

 

若者「何かありましたか?セキュリティ解除になりました、・・・」

さっさと靴を脱ぎパソコンの前に立つ、

イナトミ「すみません、配線を間違えて引き抜いて・・・・」しどろもどろ・・・

イナトミ「それにしてもはやーっ」

若者「たまたまです」何度か「はやーっ」を繰り返したのですが、

答えはやっぱり「たまたまです」

 

イナトミの慌てぶりに苦笑しながらもほっちらかした現場の様子に、

理解してくれたようです。

 

ものの30分、すべて終了です。

無惨なパソコン配線をあれよあれよと整え、

家中の警告ランプが作動始めを確認し、

顛末書類を作成し帰って行きました。

 

灯油盗難や器物損害を体験したことが原因で、

セキュリティ契約をしたのが2年前です。

その間、一度の事故もなく平穏無事で、繋がりが希薄でした。

 

「やばーい、やっちゃったー」の瞬間から5分で駆けつけた彼と、

親である、警備保障会社のプロ塊を見た思いです。

守られていることを実感いたしました。

 

さて、イナトミもプロの姿勢を紡ぎたいと、改めて決意したのは言うまでもありません。

 

 

 

 

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