2017年03月22日
この違い、なかなか面白いですよ、
歴史的な違いから見ても、楽しく、
東洋医学すなわち経絡鍼灸もなかなか捨てたもんじゃないって思えるようにるから素敵です。
お読みくださった方々が「一度経絡鍼灸を体験したいものだ」
そう思っていただけると、甲斐ががあったというものです。
例えば、西洋医学は病名をつけてから治療を始めます、
診察・検査・そしてどこに異常があるのかを見つけ、病名がついて、
初めて治療に当たります。
東洋医学では、
身体の不調に、必ずしも病名が必要ではありません。
それより、
生命を営むために必要な「気」の力、すなわち自然治癒力が壊されていないかどうかを判断して、
治療に入ります。
例えば、
・・・最近なんだか疲労感がとれないよなぁ、十分睡眠はとっているはずなのに、
どこか悪いのだろうか、
でも、病院で検査を受けても「異常なし」と言われるんだよなぁ、・・・・・
こんな経験は誰でも経験されているのではありませんか。
東洋医学では「疲れ」を、大変重要視します。
原因を「身体機能の低下」と考え生命維持力に大きなダメージとならない前に、
「気」の力を養う治療をするのです。
「気」の力を養うためには「養生が」大切になります。
この養生のお手伝いに経絡鍼灸が含まれるというわけです。
本日も鍼と灸の二つの道具と腕だけで、治療を紡いでいきましょう。