院長のひとりごと

そうなんだ、肝っ玉が据わっているって言うことなんだ、

2017年04月09日

アクシデントで圧迫骨折入院中という60代女性のごくごく最近のお話です

その方のブログから拝借です。

・・・・整形的一病息災中10日目、

初めて、テーブル前で、いすに座りご飯を食べました。

人間にとって背骨って大事なんですね。実感・・・・原文まま

入院中のブログ発信は、ことのほか明るく

彼女を心配しているお仲間にとって、

「安心」でいられたに違いない。

しかし、その姿勢に、

イナトミは心の中で、「是非是非お大事になさってください」と願がわずにはいられなかった。

それから数日後外泊許可となり、ちょっとだけ治療に訪れてくださった。

ベッドの上の彼女を一目見て、

この入院は神様からのご褒美だと理解した。

健康で明るい表情に、心配は吹き飛んだ。

背部圧迫骨折が、左肋骨・右足関節に影響があり、骨折部位よりそちらに痛みがあるという訴えに、

いっそう的確な治療が可能となった。

声の張り艶を確認しその日の治療を終了した。

 

しかし話はこれだけで終わらない、

 

治療後、90歳のお母様・付き添いのご主人・娘さんとお孫さんまでと、

ホテルの豪華食事を楽しんで来ますとの言葉に、

イナトミは「Pホテル○○万で食事会ですか?」なんて素っ頓狂な反応をした、

なぜって、こんな時のイナトミは絶対によれよれで泣き言のドツボにはまるはずだもの。

イナトミの反応を尻目に、

彼女曰く「はい、こんな時にこそ、美しく豪華に行きたいのです」正装した姿でにっこり微笑みました。

素敵な札幌の某女性部会で

トップとして役割を果たす彼女に、一歩でも近づきたいと思ったのは言うまでもありません。

こんな素敵な経験をさせてくれる、

鍼と灸の二つの道具と腕に感謝です。

 

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