院長のひとりごと

夜になると自分の脚が落ち着かず、じっとしていられない。

2017年06月22日

患者60代、女性、専業主婦、

5月連休頃から体調が悪く、

疲労感が抜けないと訴えます。

 

おしゃれな方で、華奢な身体がいつの間にか丸みを帯びています。

最近は外出もしたくないと、気持も沈みがちです。

 

原因はお孫さんの不登校だとおっしゃるのですが、

思春期のお孫さんには、おばあちゃんの言葉は、届かないようです。

 

そして、今、

夕方から脚に違和感を覚え、

お布団に入ってからも、脚の奥からむずむず感がわき起こり、

叩いてみたり、動かしてみたりと、不快で落ち着かないと、新しい訴えが、出てきました。

 

年齢的な事もあるようですが、心理的な不安感も、原因の一つだと考えられます。

 

このような方には五臓六腑のバランスに精神的な要素も考えて、

鍼灸治療に当たります。

週1回3回目の治療で、脚の不快感はずいぶん軽くなられました。

 

もうしばらく続けていただき、

以前のおしゃれさんに戻っていただきたいと、お話をさせていただいております。

 

例えば今回のような、脚の不快感、特にむずむず感、しびれ感、などという病症は

五臓六腑に何らかの不調のサインだと考えられます。

 

きちんと健康診断されることをお勧めいたします。

 

鍼と灸二つの道具と腕だけの、鍼灸師イナトミが発信いたしました。

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