2017年08月09日
長かったイベントまでの道のり、
高等部、「奇経療法」「刺絡治療」の実技講師を終えました。
朝一番機で飛び立つはずが、飛行機の不備のため会場に到着したのは、
午前中の演目終了後でした。
まあこんなふうなアクシデントも、
本番の悪落としに違いない、
と思いながらも心臓はかなり早く打ち始めている。
そしてその時がやってきた。
スタートのクラスから熱い手応えを感じ、「これで行ける」と落ち着きがジワジワわき起こる。
この日のために作った資料は「コピー」「写メ」との要請に大活躍を始めた。
刺絡治療の道具の細やかな配慮も
講習生の理解を得られ、ここでも、クリア感に満たされた。
3日間6クラスを終えて、今は抜け殻になっている。
6月11日、指導理事会で、この二つの療法講師として役割決定後
奇経は、100症例ほどの検証を実地させていただいた。
まだまだ第一扉を開けただけなのだと思うのだが、
それでも結果の出せたことに、もう少しこのテーマーを深めたいと思うようになっている。
生憎、刺絡は適応がなく数例で終わった。
しかし刺絡法律や、鍼灸師のための、使い捨て「三陵針」などずいぶん
自身に役立った。
今は抜け殻のようだけれど、
また色々なことに挑戦していきたい。
鍼と灸と腕だけの鍼灸師イナトミの近況でした。