院長のひとりごと

北海道マラソン無事終了です。

2017年08月29日

その日の天候は快晴、

最高気温26℃の予定、一日中炎天下に立ち通す予定です。

しかし季節は確実に秋です。

吹く風のなんと涼しいことか、むしろ体力を消耗してゆくランナーの中には、

寒いと感じる人も多いのではないかと、

不安になります。

 

そんな こんなでも、

出で立ち勇ましく、集合場所 地下鉄麻生駅にいそぎます。

 

いざ、勝負始まりました。

仲間の応援ランナー、3名です、武運を祈りながら、

 

昨年同様、中間地点(21㌔)に陣取り、

鐘や太鼓の鳴り物で、賑やかに、応援始めです。

 

ふっと気がつくと、お隣で素敵なパパと、応援する

ちっちゃなそれは、かわいい女の子が(5歳くらいかしら)、ランナーを見ず、

 

こちらをじーっと眺めているではありませんか。

 

おばあさんが、鐘や太鼓を打ち鳴らして、勇ましく頑張れコールを叫んでいる様は、

ちっちゃな可愛いお子さんには面白いのか、それとも異様なのか、

いえいえ、楽しそうに映ったのに違いありません。

 

 

予定通り、

開始から

1時間30分(10時30分着)、トップ仲間が一人、手を振り駆け抜けてゆく。

 

それから1時間後、予定通り二人揃って到着、

この時のため、準備していた、

バナナ・羊羹・梅干しと、あれやこれやと、最後に頭から水を浴び、

風のように、

飛び立って行ってしまった。

 

二人がこの中間地点に立ち寄るのと同時くらいに、

トップの仲間は、すでに折り返しを終え30㌔地点通過、

手渡し損ねた、飲み物を、応援団の一人が先回り役をし、

しっかり渡し、彼への役目が終わる。

 

後方の二人を

30㌔地点で再び待つ。

13時、予定通りの時間に、二人は立ち寄らず手を振り、

さわやかに、にこやかに、通過して行ってしまった。

 

先のトップの彼は、この12時15分、すでに自己記録更新でゴールインを果たし、

「快挙!!!」メッセージで雄叫びを上げている。

 

ところで、

この30㌔付近でランナーから、「お助け」を求められる経験をした。

 

「東洋はり医学会・札幌中央支部」の応援旗を大きく掲げていたのだが、

この旗を見たランナーが、助けを求めて駆け寄ってくる、

実はこの地点は疲労と、不安が募るところのようで、

脱落者も多く見られるところなのです。

 

ボランティア活動に登録しているわけでは無く、

私設の応援団です。

鍼をして差し上げるわけには行きません。(鍼は勿論仲間のために持参しています)

ということで、できることは限られています。

筋肉緩和の市販スプレーで対応し、お助けマン体験いたしました。

 

さて、ここまで3人の仲間の心強い走りっぷりに、

大いに感動し、

フィニッシュ地点、大通りに駒を進めます。

 

応援団がフィニッシュ地点に当着したときにはすでに、二人は、

ゴールインを済ませたと、スマホのナビで知り、

 

役目をここで終了いたしました。

 

ごご3時近く、まだまだ、ごった返す公園で、遅い昼食を取りました。

そんな休憩タイムに、それぞれが「応援ありがとう」の挨拶メールをくれ、

3人が口をそろえて言うのです。

 

「たのしかったよー、来年も走ります。よろしくお願いいたします」

 

やれやれ年寄りのイナトミはその頃も果たして元気なのでしょうか。

 

顧みて、

 

まだ1例の奇経療法でのマラソン参加です。

結果をご報告するのは、おこがましすぎるのですが、

結果良ければすべてよしと言うことで、ご勘弁下さい。

 

また、「スポーツと奇経治療」を考察してゆきたいと、

願っております。

 

この後、応援団全員参加で、夜の部の宴会「慰労会」に席を移しました。

 

北海道マラソン顛末記でした。

 

 

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