院長のひとりごと

茶道具の拝見にイナトミは二十四節気を使います。

2018年01月19日

昨日は茶道の稽古日でした。

稽古といいましても最近は特にビシーッと決められなく、

やはりボロボロ取りこぼしがありまして、

締まらないものにしてしまい、

反省至極でした。

 

終盤に、今使ったお道具の拝見をする作法があります。

この時にイナトミは二十節気を使います。

 

二十四節気の季節配分は、

太陽が春分点を出で再び春分点に達するまでの

周天を二十四等分したものにそれぞれの節気を配分したものです。

 

茶道と二十節気が結びつくなど、

きっと理解できない方も多いのだと思われますが、

 

その季節を楽しむのが茶道の一つですから、

季節の花、季節の掛け軸、そして茶道具と、季節と密接な関わり合いを持ちます。

 

この二十節気の解説を次の勉強会でさせていただくことになりました。

 

楽しいものにしたいとまとめておりますが、お稽古とは違い、

ビシーッと決めたいと思います。

 

ところで30年近くも同じメンバーとご一緒のお稽古は、

身体能力が著しく衰え、

時には船頭多くして船動かず、という塩梅ですが、(ここが笑いどころです)

どうしたものか、この時の笑いは、ストレス発散の最たるものとなり、

このため、

お休みする人がなく出席率の良いこと言うまでもありません。

 

これほどご縁が深くなるなど若かりし頃には思ってもみないことでした。

 

笑い転げるおばあさん集団も明るくてなかなか捨てがたいものです。

やっぱり継続はストレス解消の力です。

 

ページ最上部へ