院長のひとりごと

神経痛を考える。

2016年12月08日

私が実践している経絡脈診では、

「気の変化、血の変化」によって病が起こると考えます。

例えば、

神経痛を例にとってみましょう、

 

気の変化によって神経痛の痛みが現れ,

そして、

痛みを強く訴えてはいるけれど、

まだ、

動き回ることに差し障りはなく、

 

「いててっ」なんて言いながらも、

 

さして困りもせず、日常生活が送れる様な時を言います。

ところが気の変化から血の変化まで、

 

病が進みますと、夜の痛みが現れます。

 

夜間の痛みまで伴うようになり、その上に、

運動するにも制限が現れ、

動作がスムースに出来なくなります。

 

ここまで進みますと、

完治するのにも大変な時間と、

労力がかかることになります。

 

整形外科的に考え、

納得がいかないと言う声が、

聞こえてきそうです。

 

勿論東洋医学を初めからお勧めすことは、

ありえません。

 

必ず整形で先ず診察診断、

そして治療までの過程を、行って頂きます。

 

それでも、治療の経過がはかばかしくなく、

それから鍼灸を選択と言う方がいらっしゃいます。

 

この時は痛みの状態が未だに取れず、

動かすことも十分ではなく、

骨や関節の変形、筋肉の委縮、なにより冷えがある、

まれに関節拘縮を起こされている方も

なかにはおります。

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