院長のひとりごと

NHKでがん対策に鍼灸もありますよーって、放映されたそうです。

2018年02月09日

2月7日NHKで取り上げられたということです。

 

「暮らしの保健室」という番組で、

川崎のある施設で、実践されている、

がん患者さんへの取り組みについて、

放映されたそうです。

 

生憎、イナトミは見ていないのですが、

私たちの勉強仲間から報告があり、知りました。

 

抗がん剤等の治療からくる「冷え」に対して鍼灸が役に立つという内容で、

 

「三陰交」を教えるという、ごく一般的なものだったそうです。

 

鍼灸師には厳しい広告制限があり、

なかなかメディアには載りにくのですが、

NHKが取り上げる時代がやってきているのだと、

足音が近づいている手ごたえを、

ここでも感じるように思います。

 

ここでもと書きましたが、この辺は日常、

治療院を訪れる患者さんからも感じるからです。

 

ところで、がん対策と言っておりますが、

あくまでも、

抗がん剤や放射線治療後に来る、

体調の悪さに対するものを言っています。

 

今年に入ってから、紹介などで、

がん手術後の方が、徐々に増え、

「冷え対策」を強く守って下さるように、

助言させていただいております。

 

テレビで取り上げていた「三陰交」などという一般的な穴では、

とてもがんに太刀打ちできるものではなく、

経絡全体の治療が必要と思われます。

 

例えば、ほんの一例ですが、お風呂の入り方、寝るときの体の温め方等々、

そして定番の、安眠、食育、ストレスをため込まない、

それでなくとも不安感でまず精神疲労が大きく、

個人個人に対する助言などもいたしますが、

 

何より体を温める治療に専念します。

 

気・血の、冷え切った体は抵抗力、生命力を弱めてしまいますから、

とにかく温めることです。

 

心身共に温めることは、病気の方だけでなく誰にでもいえることです。

 

これからも、気・血の流れを整え、不調和に対応できる、

鍼灸師でありたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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