院長のひとりごと

異国から、今夏も研修生が、来日しています。

2018年07月20日

今年の夏から、秋にかけて、遠い異国から研修にやってくる、

青年たちのお話です。

 

ところで、

イナトミは語学が全くだめです、

 

ということで、

 

彼らの日本語は、

頼りにできないイナトミを尻目に、

ぐんぐん上達してゆきます。

 

今、来日の夫妻は、

まだ20代の頃に、治療院に飛び込んで来たのです。

その二人もすでに40歳です。

 

毎日、治療院のスタッフ室で、模擬患者役に、または治療師役を、

交互にこなして、学習をしております。

 

遠い異国に帰国すると、彼らは自分たちだけで、支え合わなければなりません。

 

国の事情で、材料をそろえることもままならないのに、

どんな壁が目の前にそびえ立っても、日本の鍼灸を目指しているのです。

 

今、夫婦の間には、日本人にも負けないほどの、高い技術の

治療スタイルができあがり、

脈診・舌診を中心に、自信を持ち、研修するベッドから、笑い声が絶えません。

 

8月、9月にもに、別々の異国から、研修を目的に、それぞれやってくると、

メールが届いています。

 

研修にやってきますと書きますと、イナトミが、さも高いところから、教えるばかりのようですが、

それは全く違います。

 

私が所属している、若い仲間が中心の勉強会にも、

大きな影響を与えてくれるのです。

彼らを迎えると、いつもの勉強会に大輪の花が咲きます。

 

私たちが学び続けている、日本鍼灸が魅力のあるものの証明だからです。

 

このあたりのお話はまたの機会にさせていただき、

この夏から秋にかけての賑やかで、そして華やかな、

風景のお話です。

 

 

ページ最上部へ