院長のひとりごと

8歳、脳波の問い合わせに、一日中考えこみました。鍼灸は魔法ではないんですよね。

2018年03月31日

昨日お電話で問い合わせがありました。

結局お母さまの希望するようなお答えが出来ずに、

「もう一度検討いたします」で、終わってしまいました。

 

小学生のお母さまから、問い合わせのお電話が入りました。

 

昨年今年と2年続けてインフルエンザに罹り、その都度脳に異常起き、

隠れた脳の病があるようとの診断があったそうです。

 

その病には、

 

2年半くらいお薬を飲み続けると、

改善されるのではないかという医師の説明があったそうですが、

 

薬は飲ませたくなく、

 

鍼灸だけで解決できないでしょうか、というご希望でした。

 

この場合、

 

インフルエンザによる脳波の異常と、お考えになるのはミリもないことでしょう。

インフルエンザに罹らない以前は、何も問題はなかったのですから、

 

 

お力をお貸しすることはできても、

根本にはやはり西洋医学の力が必要なこと、

東洋医学は、補助としての役割になることをお話しさせていただきました。

 

 

お薬は飲ませたくないと強く希望されていて、

他に当たってみますということでした。

 

まだ、頭の片隅に、あのようなやり取りでよかったのかしらと、

揺れ動く気持ちがあり、へこんでいます。

 

 

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