院長のひとりごと

雪と雨の連休・・

2016年04月30日

朝の寒さは半端じゃありませんでした。

私はいったん仕事に入りますと夕方、

既に陽は傾きうす暗くなっての解放です。

ですから朝の散歩は唯一太陽を浴びる時間帯となります。

今朝は雪とあられ、そして強風でしたから行き交う人も少なく

いつもより静かでした。

本日も仕事です。

予約に空きはなく昼食時間もおそらく短いでしょう。

土曜日はほぼ常連さんです。

さあ気合を入れてお迎えしたいと思います。

開院奮闘記、

2016年04月25日

「東洋はり医学会」で学んでいることはいつも披露しております。

 

私の所属する「札幌中央支部」の若い会員が、

次々と開院しております。

それぞれの開業にあたっての悪戦苦闘等を、

積極的に応援させていただいております。

 

28年早々札幌駅北口隣接で開業された仲間の話を、

聴かせていただきました。

既に3ケタの

(但しこれはあくまでもこの勢いで行くと年間合計がとの予測です)

来院数に迫る勢いに感動を致しました。

 

なお、邁進の決心を力強く語っている姿に、

望んでいたものが形になっていると

嬉しく聴かせていただきました。

ヘレンケラーの・・・

2016年04月25日

昨日4月24日は、私が学んでおります、

東京本部で「東洋はり医」の新入生の入講式(入学式)がありました。

 

私は現在生徒でもあるのですが、

3年前より「指導理事」を任命されました。

 

式後のグループ学習で

新入生5名を受け持ちました。

 

沖縄鍼灸学校を卒業や

大分の方やら

・・・・実家は今でも一日に数度地震で揺れるのだそう

ですが、

家族から背中を押されて、やってきた・・・・

という頼もしい限りの面々です。

 

その中に特別参加で

昨年の入学生で、難病のため志半ばで、

休学された方A子さんの姿もありました。

無事に退院され再トライなのだそうです。

 

こうして新学期が始まりましたが一番勉強になっているのは、

実は自分です。

 

素敵な体験を披露させていただきました。

春うらら

2016年04月22日

陽気が満ち花々の様子がメッセージで送られてきています。

どうぞ装いもあでやかに、春を満喫と行きましょう。

健康力溢れて若々しくいることが一番です。

 

ちょっと気不足の方が増えておりますので、

冬の間働きすぎた方は要注意です。

 

いつでも経絡鍼灸で気の調整は可能です。

 

どうぞ、お気軽にお声をかけてくださいませ。

4月勉強会終了と同時に

2016年04月18日

昨日は、

月一度の定例で開かれております、

経絡脈診流「東洋はり医」の支部勉強会でした。

 

支部長という重すぎた役目を退き、

今はお昼の自分で作ったお弁当に生きがいを感じながら参加しています。

正式な講義は若手が担当、私はちっちゃなワンポイント講義等、

ちょこっとするのですが、

今までと違って参加する心も随分軽くなりました。

 

そんな中、次は9月18日19日に、本部から講師をお招きして、

「経絡脈診の真髄を学ぶ」のイベントが開催出来ることになりました。

 

現在の経絡脈診を支えておられる数少ない講師と心から尊敬させていただいてる、

その先生に触れる支部員一同の喜びと同時に、

気が引き締まる思いです。

春めいた朝を・・・

2016年04月13日

朝の空気が春めいてうれしくなります。

おはようございます、本日も宜しくお願い致します。

四十肩・五十肩

2016年04月12日

四十肩・五十肩、頸肩腕症候群で来院されている方です。

 

女性50代前半、

福祉関係の仕事の他、大学の講師でもあります。

いったい休養はいつ取られているのか心配しております。

 

一年ほど前から、左頸肩腕部の痛みと共に

肩の動きが悪くなり、

比較的早く痛みがとれましたので、安堵しておりました。

ところが喜んだのもつかの間、

右頸肩腕にも同様の痛みが始まったのです。

それにしても、一向に快方に向かう兆しが現れません

夜間の痛みは良くなったのですが、運動に支障が有り、

それに伴って重だるさまで加わっているのです。

1カ月が経過その後間があいておりました。

久しぶりに治療にあたると、肩関節周囲の骨格が

大きく強ばっています。

 

イナトミ「○さん、無理なダイエットの経験ありますか?」

○さん「いいえ、一度も経験無しです」

イナトミ「うーん、だってねぇ、筋肉の落ち方が目立ちますよ」

○さん「実は若いころ、ボートの選手でした」

イナトミ「えーっ、!ボートですか!」

○さん「テニスも、ソフトボールも結構やっていました」

○さん「その頃の右腕回りは60センチでした」・・・

 

ここはどうも聞きちがいのようです。

たぶん太もものことだと思います

 

イナトミ「ちょっと待って下さい、60センチの腕回りなど、

始めて聞きますよ」

 

学生時代は名を成しているようです。

加齢や休養不足などが原因で筋肉の衰えと共に、

骨疲労が始まっているのだと判断しました。

治療法を筋肉から骨疲労に変えました。

このケースは経過報告をさせていただこうと思います。

絵本のお話し

2016年04月09日

絵本については、

自分の子供のころを思い出します。

 

お盆のお寺詣りが好きでした。

 

お寺は中心街にあり、途中に「富貴堂や維進堂」の大きな本屋さんの前を通ります。

 

お参りを済ませると、その帰りに必ず子供3人に

それぞれ好きな絵本を両親がかってくれるのです。

 

絵本って結構値段が高く、一年に一度のことでしたから、

大変うれしく、

お盆が待ち遠しくてなりませんでした。

鍼灸仲間の病

2016年04月07日

「経絡鍼灸・陰陽五行論」の鍼灸師として、

日本古来の鍼灸術でここまでやってきてのことです。

・・・・

痛い・辛いという患者さんの希望の部位に鍼灸をしていた頃と、

現在のように

「経絡鍼灸師」として営業をするようになって、

明らかな違いは色々あるけれど、その中の一つに、

鍼灸師さんが治療を希望して来院されることが一つあります。

 

私たちは自分の治療を「自己治療」と呼び体調を整えることを、

自分の体の調整することを大変重要視します。

但し、病はそんな自己管理を超えてなお、

襲うことも往々にしてあります。

それでも「自己の体調は自分で管理」は鉄則と思います。

 

ごく最近国の指定する難病指定の鍼灸師さんから治療を頼まれました。

この方の娘さんの不妊治療をさせていただいたことが、

きっかけのようです。

 

きっと、こういう流れも一種のご縁なのだろうと、

また、一つ学びをさせていただこうと、

このための事務的手続きをしながら思いました。

なんで経絡鍼灸・・

2016年04月06日

私は鍼灸師になって30数年の年月が経過した。

 

1、痛い・辛いと訴えられた所に鍼を打つ・・・

この時は患者さんに主導権がある。

2、内臓的な訴えをされる患者さんには特効穴という穴を使う

例えば足の三里・合谷・百会等‥

これはいわゆる特効穴療法という、鍼灸院に行ったことがない人でも、

耳にしている穴だと思う。

 

家でそんな穴に市販のお灸をされている方もいると思います。

10年ほどそんな治療を続けました。

10年間の間に両親の介護や見送り、子育てを終え、

晴れて経絡鍼灸の道に飛び込みました。

 

家庭の役割を無事終了後、

かねてから気になっていた「肺虚や腎虚」などと教科書に出てくる、

あの治療を知りたい、ただそれだけでした。

なぜならその言葉が教科書のあちらこちらに出ていても、

質問をしても全てスル―されるだけでしたから。

 

有名な「経絡のすすめ」首藤傳明著を父の葬儀数日で買い求め、

読み始めて数ページも行かないうちに、

「何が書かれているのか全く分からない」状態でした。

首藤傳明先生は、

「読み解けない時には師を求めなさい」

 

今ならばこの意味は理解できますが、その時のショックは大きかったですね。

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