経絡脈診治療について

経絡治療の考え方

例えば足の湧泉穴を腎臓経絡川と呼び、その他に4本の経絡川が流れ、その5本を合わせて五行と名付けます。
経絡とは、人の身体の中を「経絡川」が流れているイメージです。

山の奥で湧き水があふれ、小川となり

 

例えば、腎経という経絡では、湧泉穴に気と血と水が生まれ

湧泉とは「生命力が泉のように湧き出る」ことに由来し、ツボの一つです。

田舎の小さな流れとなって、田んぼや畑をうるおし

 

やがて生まれたての気・血・水は小川を流れ

肥沃な土や、ごみなども運び、蛇行しながら

食べたものを栄養として気・血・水にエネルギーを加え

都会の中の大河となり

その他ごみ等を含んだ汚れた川となって流れていきます。

エネルギーを蓄えた気・血・水はやがてあっちこっちの五臓六腑に必要な養分を与えます。

都会の中の大河となり

海へたどりついた川は、それまで運んできた土や石ころ、そして沢山のゴミの山々が放出されます。

汚れた気・血・水は最後はオシッコや
ウンチとなって排出されます。 

 

自然界で起きていることを身体の中にもあてはめています。
気・血・水の流れに滞りや汚れが出ると、健康に色々な問題が発生すると考えます。


陰陽五行とは

自然界の全てのものを「陰」と「陽」の相反する二つの要素でとらえる考え方。相互に「対立・依存」しながら身体の中のエネルギーとなって、無限に流れていきます。


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