患者様の声

ホットフラッシュを訴える心に、寄り添うしかできない、イナトミです。

30代後半、A子さんと、

深めのお話をしました。

 

高校生の頃よりホットフラッシュで

一時期外出ができなくなったりしていたのですが、

 

5年前に乳がん発病で、

抗がん剤治療と合わせて、

鍼灸を選択されました。

 

無事がん治療を終え、

いよいよ念願の不妊治療に本腰を入れたいと、

希望していたのですが、

 

ホットフラッシュ病状を、ここにきて訴えるようになりました。

 

責任感が強く、気配り上手で、

辛いはずの抗がん剤治療にも、泣き言を聞いたことがありません。

 

やっと念願の不妊治療ができると、

前向きな姿勢の中に、ふっと危ういガラスの心がのぞきます。

 

A子さん以外に誰もいないということで、

深めの話ができました。

 

まだ30歳でがん発症ですから、それは抱えきれないほどの苦しみだったはずです。

そんな病人A子さんの口から、

病気以外の

家族の心配事が、語られます。

 

ホットフラッシュが起こる状況に、

ただうなずいて聞くだけのイナトミです。

 

ガンもそうなのでしょうが、

訴える病状には必ず何らかの原因があると思うのです。

 

生命力、免疫力を高める治療を約束いたしました。

 

話し終えたA子さんは、

30代後半がウソのような幼い容姿に

笑顔を見せて、次の予約を入れてくださいました。

 

 

 

 

 

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