院長のひとりごと

9月・10月、研修生受け入れが始まり、考えを改める必要に迫られています。

2019年09月16日

まず、こんな当たり前から始めます。

「ハリをどのツボに、

どのように、

どのくらいの、浅さ、深さ

それはどうして、何のために、

なぜ、

うつの?」

脈診することにより、瞬時、これらの受療者の全身情報を、

受け取ることが出来ます。

 

季節の変わり目をどのようにお過ごしですか?

イナトミは、久々の連休に、つい甘え、ごろごろ、だらだら過ごしています。

でも、

毎日が日曜日を夢見ていても、やっぱり普段は仕事が好き人間です。

 

夏の間に取り組んだイベント、二つも、なんとか終了し、

次の目標に向かっています。

 

9月、再び研修学生さんの受け入れが始まりました。

 

今回の学生さんは、年齢が20歳前半、そして60歳前半、お二人です。

戸惑いました。

20歳代の生徒さんは、これからもいろいろな寄り道が許されると思いますが、

60歳の彼にどのように向き合うと良いでしょか。

 

そして、ふっと、二人は学校で、大変優秀な生徒さんに違いない、そうひらめきました。

結果、若い彼には、寄り道と思って、研修してくだるくらいで良いよーと、思うことに致しました。

しかし、

第2の人生に鍼灸を選択した彼には、こちらの頭を切り換える必要があるようです。

 

世の中はずいぶん柔軟に変化しているのですねぇ、

 

若い頃から修行しなければ高い鍼灸技術を手にすることは出来ない、などと、

思い込んでいることに、ちがうよー、気づきなーと、目の前のAさんが、教えてくれています。

元来頭が固く、視野も狭いと言う偏り人間ですが、それではイナトミ自身も成長がないのですね。

 

初めて、当治療院を研修のため訪れた二人、

Aさん(60代)Bくん(20代)・・・記号で呼ばせてください、

二人を前にして、正直にAさんには引きました。

しかし、この状況はどのようにして生まれたのかを考えてみたのです。

学校側に、二人は経絡鍼灸を学びたいと希望し、

結果、学校側は、ここを、推薦したと言うことです。

 

一応本格的に経絡脈診専門で仕上ているのは、

私の仲間か、そのほかに居たとしても、ほんの数人と思うのです。

(もしかすると、ひっそりと誰の門下にも入らず、独自に学んでいる方も居るとは思うのですが、)

 

先日は、Aさんに、鍼と言ってもいろいろな種類があること、その優れた力を説明させていただき、

次回は、Aさんに自分の肌で体験してもらうプランを立てました。

 

それは、冒頭に掲げた、いつも生徒さんを前にして最初に伝えるフレーズです。

これから第2の鍼灸師人生を、

是非、選択して良かったと、思っていただけたならと、思います。

 

いやーぁ、はっきり言って人生って自分を変えるのは自分なんですね。

また素敵な体験をさせていただいております。

以上

 

 

 

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