院長のひとりごと

車イス建築士の目線から見えるもの・・セミナーを受け、新たなことに挑戦したい気持ちがわいてきました。

2020年10月25日

10月15日夜、所属しております、中小企業同友会女性部の勉強会に出席し、

強い感銘と、これから向き合わうことになるであろう、方向性を学んで参りましたので、

報告がてら公開させていただこうと思いました。

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おはようございます。

昨夜の勉強会は、心が洗われて、邪気が吹っ飛んで、清々しかったぁー❤

同友会、女性経営者部会が主催、お仲間の、車椅子建築士さんが講師でした。

平成17年に、突然のウィルス性脊髄病で、車椅子生活が始まり、凹み、閉じこもり、自信をなくし、

それが、

家族の励ましと同時に、

手動式車を手に入れ、

この時の彼女の生き生きした、

感動が、ぐいぐい伝わり、運転できる喜びに、

気がついたら、北海道の最北端、稚内まで、車を走らせていた。

あーぁー、神様ですよね。

いえ、いえ、彼女はそんなふうには、言っていません。

私が心で喝采を叫んだのです。

稚内から、また札幌まで、どの様にかえられたのかは、聞きそびれました。

そして、出来なくなったことを、残念だと思うより、

出来ることをしない方が、残念だと思えるまで♥♥

と、何度も口にされていました。

復活後のご活躍は、かなりなもので、目が点です。

普段の生活で健常者には何のこともない、動作一つに、

かなり深読み必要がありました。

たとえば、街での一人買い物で、

ヘルプが必要になった時、周りの人たちを見て、

優しそーな方を選んで、お願いし、

そして付け加えた一言が、凄いのです。

優しい方のそばにいるお子さんは、お父さん、お母さんに似て、

やっぱり優しい、

彼女はさらりと、話されるのです。

 

平成28年、ノーマライゼーション住宅財団福祉助成リフォーム部門、1位受賞、

トライすることに意義があると挑戦され、

まさかの1位受賞と言っておられましたが、

特別な思いが溢れていました。

 

最近は電子書籍、

「車椅子建築士目線で見た☆まちの中にバリアがいっぱい、」前編・後編、500円で、

Amazonから発売されているそうです。

 

 

さて、

ここからは自分のことです。

鍼灸師としてかなり、

仕事空間、生活空間は狭く、世間知らずで、

あっ、これは違いますね、

ただの不勉強でと、言いたいのです。

 

冗談はさておき、早くも30数年経ちます。

その間、勉強仲間が増え、とくに最近は、大人数から、個人的なグループでの小さなものまで、

はじめは、枯れ木も山の賑わいだからと、人数あわせの気分もあったのですが、

現在は、

仕事も、個人的にも、かなりの肥やしになり、

そして昨夜のセミナーです。

 

また目標が増えました。増えてばっかりなのです。

誰彼にヘルプをお願いされるほど、

優しさを身につけなければを、掲げます。

かなり人見知りが激しいので、

これ強調します。が、誰も信じないよなーぁ、

一見ツンデレらです。

これは、まずいよなーぁ、

人見知りなんて、こんな年齢で言ってられませんね。

明日は我が身です。

私もすぐそこに、

皆様にヘルプをお願いしなければならない、年齢に入っております。

ツンデレら、卒業に向けて、まず、優しい心を、積み上げよーっと、

 

最後まで、お読みくださった方へ、

感謝を込めて、どのような感想をお持ちくださいましたか、是非お聞かせください、

彼女は進行性の病とのこと、将来の不安もあるはずです。

でも、

「出来ないことを残念だと思うより、出来ることをしない方が残念だ」と、

前を向けるまでの心境に、

私は一歩でも近付きたいと思うのです。

本日も昨日とおんなじくらい幸せでありますように。

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FB、10月15日夜掲載より。

 

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