院長のひとりごと

スイスからの聴講生

2015年05月14日

10日本部講習に、私をこの道に導いて下さった、

愛媛今治の池田政一先生が外来講師としてお越しくださり、

7年ほどのブランクも気にならないほど、打ち解けてくださいました。

池田先生は、私よりも名古屋の講習会に整形外科医として出席した

彼の方が記憶にあるのです。

なぜならその講習会は蠣崎産婦人科医師による、産婦人科医師

のための講習会だったのです。

そこにたった一人の整形外科医ですから記憶に残ったとしても無理はないのでしょう。

そこで蠣崎医師の東洋医学としてのサポーターが池田先生だったわけです。

日本一の鍼灸師と仰いでおります。

今は、通いやすい東京で大勢の日本一の鍼灸師に教えを請うております。

あっ、スイスからの講習生のお話でしたね。

池田先生との再会はただただ感動。

ところでここでまた一つ、新しい感動に出会えました。


ということで本題のスイスからの聴講生ですが、

5月本部勉強会会場でスイスからの聴講生とすっかり

仲良くなりました。

 

チューリッヒで日本の鍼灸を基に、病院勤務されていて

月1度アムステルダムまで日本の鍼を学びに通っているとのことでした。

限られた時間に少しでも研修したいという、それも

小児鍼を希望されております。

 

こののち札幌を訪れる予定ということで、

是非にと、当治療院をお勧めいたしました。

 

勿論「願ってもない」と快く回答頂き、

臨時の懇親会などを計画しています。

初めは中国鍼を勉強されたそうですが、そもそもなぜ

日本鍼に変更されたのか大いに伺いたいことばかりです。

 

是非、仲間の皆さんも夕食会には出席しましょう。

ちょっぴり会費の負担がありますけれど、お願い致します。

附記 日時5月28日(木)場所 未定

詳しくは5月17日支部勉強会にさせていただきます。

自律神経ってなーに

2015年04月21日

自律神経って交感神経と副交感神経という、

対照的な働きをする神経を言います。

日中、行動するために働くのが、交感神経で

朝起きた時から、お昼ころまで活躍します。

生活習慣の向上

2015年04月17日

快眠・快食・快便、三大快生活習慣、

一つづつ考えてみましょう。

といっても専門家ではありませんので、

自分も勉強させていただくつもりで臨みます。

最近湯船でこころみていることがあります。

自分の脈を診て、湯船から上がるのです。

自分の脈を診るということに気がついたのはごく最近です。

手足の冷えも気になってはいたのですが、おしっこの体調が良くないということが加わり、

著しい老化現象が起こっているのを認めたからです。

少し休憩、また後ほど続けます。

長引く風邪

2015年04月08日

季節のせいばかりかしらと頸をかしげるような

長引く風邪の症状に不安を感じます。

春先の冷えは用人が肝心です。

油断せず出来るだけ腰回り、足元を温かにして下さい。

学術団体に・・・

2015年04月08日

みなさん、学術団体に所属しましょう。

流派は自分の目で見て肌で感じてピンときたら迷わず入会しよう。

そして学術団体に所属したら、最終的には教える側になりましょう。

教えることは教わることで、最高の学びです。

日本鍼灸には多種多様な流派があります。

私は東洋はり医学会札幌中央支部に所属しています。

経絡治療学会・北辰会・長野式等々、他にもまだまだたくさんあります。

是非一度講義に参加されて、実際に体験されることをお勧め致します。

このホームページを見て、私たちの会に参加された人には、お茶くらいごちそうしますよ。

 

以上は東洋はり医学会・関西支部・支部長がフェイスブックに

アップしそれをシェアして使わせていただきました。

男の支部長さんですので、僕というところを私に変えています。

これだけの情報時代です。

これからは患者さんの質も全国レベルを基準とする様になると思います。

一度真剣に生き残りを考えませんか。

本日も軟らかな仕事で行きます

2015年03月31日

おはようございます。

本日も、自律神経・副交感神経ということを大切に、

鍼灸治療をさせていただきましょう。

完全予約です、キャンセルは自由です。

でもキャンセルの連絡は必須です。

大変混んでおりますと言うつもりは有りませんが、

込む時間帯が決まっておりますので、キャンセル待ちということが

最近増えだしました。

宜しくお願いいたします。

魔法の様な鍼灸と呼ばれて

2015年03月31日

陰陽五行論に基本をおく鍼灸院です。

それも、どっぷりつかるほどです。

この辺りを理解できない方には全く拒否されるのでしょうが、

人は自分が病むと、こころが柔軟になるようで、

当治療院にたどり着くようです。

 

当然のように私を「魔法を使う鍼灸師」と思うらしいのですが、

そうではなく、「日本古来の、陰陽論鍼灸」としての

「方程式」があることが、

信頼を寄せられることになるようです。

 

どうぞこのホームページに巡り合えた方とご縁ができるといいなと、

切に思っております。

様々な治療例をいつも書き綴っておりますので、

今まさに病んでおられますなら、いかがでしょうか、

一度のぞいてみませんか?

おはようございます。

2015年03月22日

春の日差しがまばゆいばかりの朝ですね。

おはようございます。

本日は古い古い友人とデートの約束でした。

ただ老化現象という体調の急激な変化でキャンセルが数日前にありました。

 

会えるときにを大切にしなければ、

明日のことが予測できない年代です。

御身大切にと、あとひとつは気力だと思います。

その後の成り行きは天に任せたいと思うのです。

 

話はがらりと変わりますが、

でも全ては、私の物語の延長に他ならないことです。

 

鍼灸師世界の男社会で生きてきました、

振り返って、結構きつかったなぁとため息の一つもありました。

それが実を結んだ今、なんと肝っ玉の小さな生き方だったのかと

反省の極みです。

そんなことを振り返りながら、やな講師役の原稿作りに向かっています。

訳の分かんない発信ですね、

 

そのうち大好きな

上橋菜穂子著「森の守り人主人公バルサ」的に、敵と向かい合った

冒険のお話を聞いて頂けるといいなぁって思います。


雪解けの陽気につい気持ちが緩みます。

ところがです、

毎日がパソコンの前から動けません。

4・5・6・7月4ヶ月間、東京本部で講師役が割り当てられているのです。

毎日レポート作りをやっつけるるのですが、後から後から不足が見えてきて、

ド壺にはまり状態です。

それでもーっ今日もPCに向かいます。

陰陽五行論

2015年03月19日

6月7月 普通部1年講義講師を担当することになった。

必要なレポート作成に取り組む日々に、

五音の項目がある。

五音とは、その人の持つ性格を現す基本的な音のことを言う。

その音とは発音の符号であり、東洋系の言語の呂律の発生学によるもので、

この音を現す手段として宮廷音楽の「笙の笛」があてられたといわれている。

と、いわゆる辞典にはあるが、

実際にそれをベッドの上で病状を訴える人には、

宮廷「笙の笛」何ぞとはいえません。

病んでいる人を目の前にして、

あるいは元気でいるときの声と比較するという、

目には見えないが、そこに存在する声の力を

感じる力、それは想像力というこの世の、

森羅万象にかかわるもののあり方にほかなりません。

このようなことを日々考え、言葉にしていく作業は

なぜか自分には似合うようです。

いわゆる向いているらしいと思うのです。

不器用者

2015年03月18日

こうして、無事に自分の役目を終えた時の気持ちを、

なんに例えるとよいのでしょう。

 

昨年東洋はり医学会・札幌中央支部・支部長という

大役を退こうと決意したのは、

まさしくその役を引き受けることになったのと同じ人の

一言でした。

 

引き受ける際の「あなたが、支部長になって再建してくれるといいのに」

その一言で、いったんは解散に追い込まれた勉強会を引き受けたのです。

 

今振り返ってみてもその解散劇は、

晴天の霹靂(へきれき)寝耳に水、衝撃としか言いようのないものでした。

 

その時から、不器用な私の食いしばりが始まりました。

 

ただ、不思議なことに周囲からの応援は日増しにましてゆきました。

それは老年から同年齢、そして若者まで、例えることのできないほどの

温かな心根です。

 

そのことに気がつかせてくれたのが、先に再建を促してくれた彼でした。

 

だからといってその再建のきっかけとなった些細な言葉を、

彼は覚えていてくれたわけではないらしいのです。

 

ただ、昨年大きな東洋はり医学会・経絡脈診イベント、

「指導者夏期国際交流」に

支部員数名が私の推選を基に参加、

そして終了直後、熱気冷めやらぬ会場で、

それぞれが得た成果の言葉をお礼にして述べてくれたのですが、

その中でも彼の感謝の言葉が大きく響き

「引退」をその場で決意したのです。

 

不器用者としてしか生き残れなかったのに、気がつくと

輝きに満ちて次の世代へバトンを手渡した形です。

 

熱く自分たちの「東洋はり医学会・札幌中央支部」を語る彼らに、

一層の未来があることを願ってやみません。

 

かっこいいことを書くなぁと思われる方も、

一度私の生きざまを知ると、尻込みするに違いありません。

それほど痛烈で不器用な道のりでした。

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