2018年06月28日
ほんの数日前の出来事です。
明らかに西洋人のお父さんと一緒に、小さな男の子が、
やってきました。
たまたまイナトミと目が合いました。
思わず、ウエルカムなんて、外国人ならみんな英語だと思う浅はかなんですが、
それにウエルカムなんて、変ですよね、
とっさに、気の利いたフレーズって無理、
後はゼスチャーです。
すると、お父さんが、ネイティブな英語で、ゼスチャーを交えて、
朝から4回も子供が吐くと訴えます。
ここは鍼屋だというと、
自分は台湾から来て、鍼は、
理解しているといいます。
それではということになり、
治療することになりました。
坊やは4歳でした。
脈が速く、熱があることを伝えます。
とりあえず熱を下げることを目的にし、
治療をいたしました。
まもなく気持ちよい寝息を立て始め、
脈も落ち着きましたので、
この後、病院へ行くことを進めて、終わりにいたしました。
最後に、坊やへ、腹巻きの代用で、タオルをくるりと巻き、
返さなくてもいいと伝えました。
その後どうしたかしらと、気になっておりましたら、
本日、坊やとお父さんがタオルを返しに、来てくださいました。
にこにこと、笑顔です。
鍼灸師として最高の瞬間です。
ところでこれらのやりとりを、手元の小さなスマホが、
立派に、通訳を担ってくれました。
ありがとう、小さくても大きな力のスマホ、感謝です。