患者様の声

大腸がん、正確には上行結腸がんの受療者さんからのメッセージです。「楽しい方を見ようよ」

受療者、さおりん様から、FBに載ったメッセージです。

がん闘病中の方が、少しではありますが、ご来院くださるようになりました。

そんな中、思いがけず素敵なメッセージが入りましたので、

皆様にもお読みいただけると嬉しいと、

使わせていただきます。

 

本文のママ、

 

「楽しい方を見よう」

こんにちは、さおりんです。

今日で本当に一区切りつきました。

2014年7月1日に、大腸がん、正確には上行結腸がん手術のため入院した私。

 

本日、医師から今後はどうしますかって言われました。

 

5年以内の再発の確立が高いから、定期検診受けてきたわけです。

もうそんなに来なくていいよと、さわやかに言ってもらえました。

血液検査をして、この数値は健康ですって。

長いこと悩まされた貧血もなく、元気です♥

 

先日広田まゆみさんのさんのラジオ番組に出させてもらったあと気づいたこと。

 

私はがんになっても生きてる話が出来るんですね。だったら生きる希望の話をしていこうと思うのです。

がんの怖さを語る人はたくさんいる。

私はリラックスして、それでも自分の人生を生きられる話をしたいです。

心配性とか真面目とか言われる私ですが、どこかお気楽のところもありまして、治療と養生もどこか脳天気。

 

退院後すぐに鍼灸師の稲富順子(稲富順子鍼灸治療院)先生が

「おしゃれして、恋して、免疫力を上げてください」と言ってくれて、抗がん剤の話でめげそうになっていた私は、

ずいぶん明るくなりました。

オレンジ色のスカーフとペンダントを買って、にっこり笑えました。

 

ぶっ飛んでるけど、生きるための選択をしてきたから、そういうことを話せば良いんだなと思いました。

 

で、抗がん剤治療をするかどうか、深刻に悩んだとき、「医師に流されないで、本当に自分で考えて、

あなたには選択肢が一杯ある」と励ましてくれた、

もうすぐ命が終わるって覚悟を決めてた方の存在も大きかったです。

「治療で後悔したのは、自分で決めなかったこと。

私にはもう選択肢はないけれど、あなたは選べる」って言ってくれました。

 

治療ははっきり言って痛かったり、苦しかったり、

それでもニュートラルなときもあるんです。そのときに、脳天気に自分の未来を考えてることが、

いい結果になるのではって思います。

・・・・・・・

そんなこんなで一区切りついた7月初日。

 

優しくゆるく、そして新しく。

そんなことをテーマに、これからも生きていこうと思うのです。

宜しくお願いします♥

 

 

 

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