2019年06月06日
陳真さん(女性)と言う人物がいたことを知りました、
ごく最近、
北大医学部で主人と仲が良かったことから、
親交がある、
野田正彰氏、精神科医です、
そして
ノンフィクション作家でもあります。
著書多数、2度大宅壮一賞を受賞、ちょっと大物過ぎます。
彼に、少しの質問を久しぶりに、させていただく機会がありました、
その後、思いかけず、彼から、一冊の本が届けられました。
「陳真・戦争と平和の旅路」、思いやりの人です、
でもイナトミの中では女であっても「武士道」です。
さて、物語、
主人公陳真さんは、日本生まれ、
戦争中も、日本在住、中国人として生き、
日本の国民学校を経て、このときは級長も務め、
終戦を日本で迎え、それもつかの間、
革命混乱の台湾、そして中国へと渡り、
しかし、
祖国中国も文化大革命に突入、
安住は晩年の数年です。
NHKテレビ中国語講座の講師は
天安門事件のさなか、それから9年、講師を続け、
帰国します。
しかし、
今度は病魔が襲います、「胃がん」
ところが、
ベッドに横たわっていても彼女は、他者をいたわり続けます。
見舞いに訪れた野田医師に
訴えた彼女の言葉です、
「みんなおかしいのよ、私はここにいて幸せなのに、陰に隠れて泣いているの」
「夫もこっそり泣いているのよ」
彼は、死のベッドの彼女に「こんなときにもなぜ彼女は他者をいたわり、思いやるのか」
強い驚きで、そう思ったと書いております。
実はイナトミも、ここで雷に打たれたのです。
そして、この答えを求めたいと願いました、
答えは、駆け足でイナトミの元へやってきました。
藤井英雄精神科医師が解く「マインド フルネス」の講演に参加出来ました。
陳真さんの魂の強さには、とうてい及びませんが、
それでも、学びたいと思います。
次は魂の甘えを取り除くために、「マインド フルネス」に取り組んでみたいと思います。