2015年01月29日
「経絡鍼灸」は魔法とは違います。
いつもはそんな説明にも、
丁寧を心掛けているはずですのに
数回の治療に「変化なし」と言い続ける患者さんに
「治療中止」を決意いたしました。
効果がなかなか上がらないことには、
それぞれの病状に、
違いがありますので、
認めていただけないのはよくあることですから、
それほど気にとめず、「ゆっくり時間をかけていきましょう」
そんな治療方針を立てるのですが、
治療代金を受け取ることが苦しくなるほどの「拒否」には、
「お断り」しかありませんでした。
これで良かったのでしょうか、やはり
「あなたがいて、そして私がいる」
まさに両亡ですね。
認めていただけないからと、
「私がいて私がいる」そう思ってしまっては、
全くあってはならないのですけれど、
自分の心のあり方に深い悲しみを覚えました。