2018年01月23日
先日、疲労骨折(骨粗鬆症)からずいぶん回復された患者さんが(女性)
最近のこととして話してくださいました。
ご夫妻が数日前から風邪ひきで、
病院嫌いだけれども、
一向に良くならないので、いよいよこりゃだめだということで、
かかりつけの医師の診察を受けたそうです。
その時、抗生物質の投与があり、
直ちに快方に向かったことから、
抗生物質は噂通り魔法の薬と実感されたそうです。
ご自分も骨折の治療を受けたときに、この薬を使われたそうですが、
人間も動物だから自然治癒力を持っているはずなのに、
こうしていつの間にか、薬に頼る体になっているようだ、との話でした。
薬に頼るうちに、潜在している能力が、だんだんと薄れていくような気がしてならないと、
例えば、ついこの前までは、何を食べてもおいしかったのに、
お酒もあんなに味わい深かったのに、
骨折してからちっとも食事が楽しくないそうです。
イナトミからしてみますと、この方の仕事の量は半端じゃぁありません。
骨折の時にも、そんな乱暴に仕事を抱えないで下さいと、忠告と言おうか、
お願いと言おうか、
もう少し安静を心掛けてほしいずいぶん思いました。
退院後はいつものように、鍼灸を基本にして治療されているようです。
一日も早く、お食事も酒豪というほどのお酒好きも、すてきな味が楽しめるようになっていただきたいと、
願って、通っていただくこの頃です。