院長のひとりごと

耳鍼

2016年07月07日

2016年7月3日 佐合昌美氏の講義を拝聴して、

皇帝内経太素・・・現存する中国最古の医学書、

鍼経(しんきょう)9巻、

素問・・9巻があったとされるが、これら素問は散逸して現存せず、

現在は王冰(おうひょう)の編纂した素問と霊枢が伝えられている。

 

霊枢は鍼経の別名と呼ばれ、

素問が基礎理論で、

霊枢は実践的、技術的に記述されている、

難経一筋で突っ走ってきたら、ここへきて、

素問・霊枢をもう一度読めという。

 

そこには「難経十八」に現代の五臓の原穴診、

三部九候診についてが書かれているからだという、

それが現代の耳鍼で、耳に全身の治療点を配当している、

原点だという、

 

短い時間ではありましたが、お食事にお招きくださいました、

北海道から拝聴ということで特別にお声をかけてくださったのでしょう、

それでも以前の歴史を宮川浩也氏に学んだときと同じような感動を受けました。

 

また、古典を紐解きます、但し漢文はとても無理ですから、

注釈だけ拾い読みという情けなさです。

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