院長のひとりごと

鍼灸の三度目の瀕死」悲惨な鍼灸国家試験結果はこの業界は衰退を歩き始めているよね。

2018年04月24日

4月22日、日曜日、本部新入生を迎える式典で、今年度の

鍼灸の国家試験の結果を知り、

唖然としています。

アバウトですが、晴眼者について、鍼は50%、灸は60%、

暗視者については鍼40%、灸50%の合格とのことです。

これほど合格者の落ち込みは経験ありません。

いったい何を意味するのでしょうか。

 

洞察力のある鍼灸師さんのメッセージです(松本孝一鍼灸師)

 

「鍼灸の三度目の瀕死」

だいたい死ぬときは静かに死ぬ(衰退する)んだよね、

文化も、伝統も、生命も。

さて、これからどういう手を打っていきましょう。

最後に「美しい」は正義だけれど、「わかりやすい」は敵なのです。

 

伝統鍼灸が広まる一方で、独自解釈や、安易な簡略化も

野放し状態、

今一度哲学も含めた、正当な伝承が(古典を基礎にして)必要な認識を持たなければ、未来は決して明るくないよー。

 

と、ここまで国家試験の結果に合わせて、メッセージを拝借して、

ご本人に確かめたところ、

いえいえもっと奥が深く、この哲学をも含めてというあたりに、鍼灸の未来への在り方への警鐘の様です。

 

 

 

 

 

アメリカから11人もの鍼灸師が、痛くないハリの勉強に来日された様子が届きました。

2018年04月16日

勉強会仲間、M・Sさん男性鍼灸師の

楽しさにあふれた、

フェイスブックをシェアさせていただきます。

 

ちなみに大学院時代をアメリカで過ごされ

英会話生活を経験されております。

 

原文のまま、

 

日本式の鍼灸を実践している、

アメリカ人鍼灸師、11人が

今日、

東洋はりグループ勉強会へやってきた。

 

北米、いや、ほぼ全世界での鍼灸はもちろん、

中国伝統医療が主。

 

しかし、

鍼灸師も、その患者さんも、一度でも日本鍼灸を経験したら、

もう二度と後戻りできないほど、

日本鍼灸に魅かれてしまうのだという。

 

そりゃそうだ、

同じ効くなら、痛いハリよりも

痛くないハリのほうがいいのに決まっている。

 

心強い同志だ。

僕らにできることがあるなら、惜しむことなく協力したい。

 

・・・・・・以下パーティの様子は略・・・・

 

世界のあちらこちらで、

日本式鍼灸の魅力に引き付けられる現象が起きているようで、

内心喜んでおります。

 

イナトミもモンゴルで同じような体験をさせていただき、

若い学生さんや、鍼灸師さんから、

日本式の柔らかで、静かで、その上、たった1本のハリで全身を調整できることに、

驚かれ、

もっと知りたいとの興味にあふれる眼差しの中で、

数日の体験ではありましたが、

自信を持ちました。

 

世界のあちらこちらで、

日本式鍼灸の学習体験が増えてゆく

予感に、希望を紡ぐお手伝いをこれからもさせていただきたいと、願っております。

 

 

 

見学を希望された鍼灸師さんは、どのような感想を持たれたのでしょうか、知りたいですね。

2018年04月07日

イナトミ治療院を見学させて、・・・

 

よくあることなので、

 

どうぞどうぞと、いつものように、

お応えしたら、

 

昨日お見えになりました。

 

たまたま、手が空いたので、

なんの力にもなれないくせに、

お話を聞かせて頂きました。

 

内容は、

ホームランを打てる鍼灸師を目指しているのだが、

うまくいかず、

その答えを探しているということの様です。

 

イナトミは、イチローが目標です。

 

常にバットに当たるだけで良いと思ってやってきました。

 

そんなこんなで、終わらせていただきました。

 

このような相談が増え、何がよいかって、

 

イナトミ治療院で働いている、

二人のスタッフに、よい影響があることです。

 

勤続年数が15年と8年ですから、

 

二人ともいつ独立しても、

十分やっていけると思いますよ。

 

研修希望者には、少々つらい現場ですが、

見学くらいなら、30分程度で応対できるので、

楽です。

 

でもなぁ、ホームランなんて、

夢見ないほうがいいのと違うと思うよー。

8歳、脳波の問い合わせに、一日中考えこみました。鍼灸は魔法ではないんですよね。

2018年03月31日

昨日お電話で問い合わせがありました。

結局お母さまの希望するようなお答えが出来ずに、

「もう一度検討いたします」で、終わってしまいました。

 

小学生のお母さまから、問い合わせのお電話が入りました。

 

昨年今年と2年続けてインフルエンザに罹り、その都度脳に異常起き、

隠れた脳の病があるようとの診断があったそうです。

 

その病には、

 

2年半くらいお薬を飲み続けると、

改善されるのではないかという医師の説明があったそうですが、

 

薬は飲ませたくなく、

 

鍼灸だけで解決できないでしょうか、というご希望でした。

 

この場合、

 

インフルエンザによる脳波の異常と、お考えになるのはミリもないことでしょう。

インフルエンザに罹らない以前は、何も問題はなかったのですから、

 

 

お力をお貸しすることはできても、

根本にはやはり西洋医学の力が必要なこと、

東洋医学は、補助としての役割になることをお話しさせていただきました。

 

 

お薬は飲ませたくないと強く希望されていて、

他に当たってみますということでした。

 

まだ、頭の片隅に、あのようなやり取りでよかったのかしらと、

揺れ動く気持ちがあり、へこんでいます。

 

 

昨日は地方勉強会でした、これがまた素晴らしいの一言に尽きます。

2018年03月26日

イナトミは、40年近く鍼灸師として働き、

合わせて勉強会も、ほぼ20年ほど開催してまいりました。

 

いつものように、10時に午前中の講義が始まり、

本日の講義は、

「相剋治療法」についてです。

 

この単元だけですから、30、40分で仕上げ、

質問に移りました。

15名足らずの若い鍼灸師から、質問が飛び交います。

 

全国的に見ましても、

札幌の会員レベルの高いのは、最近とみに顕著になっているように思われるのですが、

 

イナトミ治療院には、

主に関東から研修と称して、学びに訪れる話からも見て取れます。

 

どこの鍼灸院へ研修に行っても、鍼すら持たせてくれないという不満を聞き、

または、

手ほどきなど全くなく自由に鍼を打ってと、いきなり現場に立たされるなど、

いまだに徒弟制度がまかり通っているようなのです。

 

一段と中身の濃い質問に、もう少し、最後の転結講義を続けたいのだけれど、

時間が来てしまいました。

 

あと少し、頑張ったなら、後輩のエネルーギーを全身に浴び、

バトンタッチが成功していることを実感して、

午後の実技に移ってゆきました。

 

 

鍼灸院の開院をお考えでしたなら、同時に経営について学びませんか?大変重要なことだとイナトミは考えます。

2018年03月23日

イナトミ鍼灸院には2名の鍼灸師が働いております。

勤続15年と、8年になります。

イナトミは経営者であり、鍼灸師でもあります。

 

お昼の食事もイナトミの仕事です。

昼食を賄っていた方が高齢のためやめてから、その仕事を引き継ぎました。

メニューは毎日似たようなものですが、

一つ釜の飯を食うということで、心が通い合うならと続けてきました。

 

このところ、研修希望者が実習に来るようになり、

イナトミが昼のサラメシ担当にびっくりします。

こんな風に

他の鍼灸院の在り方を知る機会が増え、

考えさせられます。

 

サラメシは作りますが、そのほかの仕事、

例えば掃除、料金や保険請求、その他の事務仕事等々一切いたしません。

 

2人の鍼灸師は、見事にそれらを仕上げます。

 

イナトミが大切にしてきた結果だと思います。

ただしこの結果まで導いてくれた、

経営者の学習グループがあることが大きな力になっています。

 

もしご希望の鍼灸師さんがいらっしゃいましたなら、

ご一緒に経営学のセミナーに参加いたしませんか?

 

鍼灸学も大切ですが、経営学も疎かにはできませんという、

お話をさせていただきました。

 

 

 

 

 

いよいよ春めいてまいりました、が、脈から診ますと、まだ春本番とはいかないようです。

2018年03月10日

春めいた日差しが戻って、コートも軽くと行きたいのですが、

治療にお越し下さる皆様の脈は、まだ春とは思っていない様子です。

脈には季節に応じた形があり、

春らしい脈は、木の芽がちょうぴり顔を出すような脈を表し、

冬の硬さが和らぐ感触があります。

このような時に、浮かれて薄着をしますと、

まだ早いですよと、体が訴えます。

重い風邪などもこの時期にひくようです。

どうぞ、春のおしゃれにも、下着は温かなものを身に着けてくださいませ。

先生のハリって心も元気になりますねの、患者さんの言葉に教えられました。

2018年03月02日

すこし専門的になります。

 

出来れば患者さんだけでなく、

鍼灸師さんにも読んでいただきたいなぁ、

経絡脈診ってこんなに優れているよと、

発信させていただきたいのです。

 

鍼灸師さんなら、

だれでもこれからお話しすることの基本は、知っているはずです。

 

まず、身体は左右対称にできているというのが、基本にあります。

なので、身体の左右両方に、

それぞれ同じツボがあるということになっております。

 

ここからが経絡脈診の専門になってゆきます。

 

なぜ、経絡脈診でたった数本の鍼しか

それも病んでいる側でなく、痛くないほうに打つのだろうか、

それなのになぜ、

治療効果が高いのか、と、経絡治療家でない方はもちろんですが、

ベッドで今まさに、

治療を受けている初めての患者さんから、

「先生、痛いのは反対側です」と、よく言われます。、不思議に思っているはずです。

 

ただし通いなれている方からは、何も言われません。

安心しきってゆだねています。

 

何らかの症状やトラブルがあって元気を失っている側と、

その反対で元気がある側、の、二つ両方にツボがあります。

 

私たちの勉強会、東洋鍼医では(経絡脈診として、日本最大の勉強会と思われます)、

その治療法に元気な側にツボを選び、

そこから全身の調整に働きかけるのだよという法則があります。

 

何らかの症状や、トラブルがあって元気を失っている側と、

その反対側で、元気のある側、の、二つ両方にツボがあると、

考えます。

使う鍼は

両方のツボでなく、元気な側にツボを求めるということです。

 

なぜ病んでいると訴えている側から治療しないのだろう。

 

なんとなく経絡治療の法則だとしか、考えていなく

これが当然と使っていたのです。

ところが、数日前、

患者さんから先の言葉で感謝されたときです、

 

この言葉は、漫然と使っていた法則に、輝きをもたらしたのです。

 

この理論がすとんと胸に収まりました。

 

元気な部分って、元気がないところへ向かって、

元気を分けてあげているということだったのです。

 

自分の元気が減るわけでもなく、

元気が減ったなら減った分だけ、

また外から取り込むチカラ持っているんだと、

 

この法則が、キラキラ輝きだしたのです。

 

元気のなくなった弱った部分は、

もともと元気を取り込むチカラが、

弱ったり、枯れたりして、なかなか元気を取り戻すことができず、

それでいて

働きかけすぎると、かえって枯れる速度が速くなるのかもしれない、

少々厄介な凹み具合でうじうじしているようところは、

後回しにして、

 

だから元気な側を選んで、その持てる力を、弱ったところへ、

分け与えるように働きかける治療法だということです。

 

そうすると、元気なものはもっと元気になり、

元気をなくしていたものは、元気を取り戻していき、

 

そうしてたった数本のハリで、全身の巡りがよくなり、

不思議と

めぐりあいが重なり合って、元気になっていくんだと、

 

理論って実践するほどに見えてくるものなのですね。

 

 

アトピーで通院2年目という、50歳代の女性の改善スピードが速くなりました。

2018年02月28日

20年来、頑固な全身アトピー症状で、悩んでいた

50歳代女性A子さんです。

A子さんのそれは、乾燥肌です。

 

空気の澄んだ北海道へ転居を、

医師から勧められ、実行されて10年ほど経ちました。

 

イナトミ治療院へは2年通院されております。

やっと昨年暮れ頃から、改善がみられるようになりました。

顕著なのは手足です。

しっとり感がみられます。

なにより、

手の指、特に親指、人差し指の血がにじむほどのささくれが収まりました。

 

あとは、顔と首の改善です。

 

昨日、治療経過の写真を撮らせていただきました。

 

すべてが終わった時、Before After(ビフォーアフター)写真を

アップできることを、

お約束させていただきます。

 

ただしA子さんの許可が前提です。

 

いつもきれいになってから、ひどい時の写真も撮っていたらよかったのにと、

後悔しないように。

 

 

 

 

NHKでがん対策に鍼灸もありますよーって、放映されたそうです。

2018年02月09日

2月7日NHKで取り上げられたということです。

 

「暮らしの保健室」という番組で、

川崎のある施設で、実践されている、

がん患者さんへの取り組みについて、

放映されたそうです。

 

生憎、イナトミは見ていないのですが、

私たちの勉強仲間から報告があり、知りました。

 

抗がん剤等の治療からくる「冷え」に対して鍼灸が役に立つという内容で、

 

「三陰交」を教えるという、ごく一般的なものだったそうです。

 

鍼灸師には厳しい広告制限があり、

なかなかメディアには載りにくのですが、

NHKが取り上げる時代がやってきているのだと、

足音が近づいている手ごたえを、

ここでも感じるように思います。

 

ここでもと書きましたが、この辺は日常、

治療院を訪れる患者さんからも感じるからです。

 

ところで、がん対策と言っておりますが、

あくまでも、

抗がん剤や放射線治療後に来る、

体調の悪さに対するものを言っています。

 

今年に入ってから、紹介などで、

がん手術後の方が、徐々に増え、

「冷え対策」を強く守って下さるように、

助言させていただいております。

 

テレビで取り上げていた「三陰交」などという一般的な穴では、

とてもがんに太刀打ちできるものではなく、

経絡全体の治療が必要と思われます。

 

例えば、ほんの一例ですが、お風呂の入り方、寝るときの体の温め方等々、

そして定番の、安眠、食育、ストレスをため込まない、

それでなくとも不安感でまず精神疲労が大きく、

個人個人に対する助言などもいたしますが、

 

何より体を温める治療に専念します。

 

気・血の、冷え切った体は抵抗力、生命力を弱めてしまいますから、

とにかく温めることです。

 

心身共に温めることは、病気の方だけでなく誰にでもいえることです。

 

これからも、気・血の流れを整え、不調和に対応できる、

鍼灸師でありたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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