Tさん、16歳(当時)女子
今年春、
有名といわれる東京のK私立大学に合格しました。
受験合格の目的よりも、出席日数不足のため、このままでは、
卒業も危ういという状況の中で、
「痛くない鍼、熱くないお灸」に
精神安定を求め、当院のドアをおそる、おそる開けました。
その時の心境はきっと、
鰯の骨でも、柊の葉っぱでも、精神安定剤なら何でも良かったのでしょう。
そして迎えた、受験前夜、東京へ向かうTさんへ、
「精神安定剤・鍼灸穴、」 手・足に、2点、マジックで小さな鍼点を、
目立たぬようにつけました。
試験当日、
会場に入る前に、小さな米粒の半分ほどの、金・銀の粒を、貼りました。
Tさんはこの小さな金・銀の粒の効力を、
1年通院されて体験済みです。
「集中力が高まり、1日中効力はある」、試験会場を出てから外してください、
結果、見事に合格いたしました。
2例目です。
同じような状況で、40代前半 男性です。
難関資格試験です。
数回、悔し涙を流しております。
今回、Tさんの体験話をさせていただき、
「集中力を高めるため」 同様に試験前日、
陰陽穴に目立たぬようにポイントをマジックでつけました。
当日、会場に入る前に、金と銀の粒を貼ったそうです。
結果見事合格でした。
勿論この2例の方は、実力が十分でした。
ただ、精神力は如何ともしがたく、
おまじない、わらにでもすがりつきたくなるのは、
イナトミにも経験があります。
たった1日の試験です。
おまじない・わらにすがるのを、鍼灸に置き換えただけの事です。
明るい結果、たった2例ですが、発信したくなりました。
鍼と灸と、腕だけの、経絡鍼灸家イナトミでした。