患者様の声

自然治癒力、2

自然治癒力1でお話をさせて頂いた患者さんが、

ご自分のブログに、同じ内容を書かれていらっしゃいましたので、

拝借いたしました。

つい最近、

彼女の身近な方がインフルエンザに罹ったそうです。(男性)

・・・・・

彼から会社に連絡がありました。

「熱が出てこれから病院に行ってきます、今日は休みます」

今日は休みます。と、言い切る感じに

あー、

インフルエンザではないかしらと。

と、思った。

案の定インフルエンザだった。

罹った人はわかるけれど、

インフルエンザは

ただ事ではない具合の悪さだ。

熱の出方、悪寒、のどの痛みなど。

一概に罹った人全員がそうだといえないこともあるが、

体力がある人は

若い時、

インフルエンザなんてあっちに行け!

と、

寄せ付けず、

周りがインフルエンザになろうが全く関係ない。

ので、

抗体をもっておらず、

体力の衰えを感じる中年すぎ、

急にインフルエンザにかかり始める。

そうすると今度は次から次へと

インフルエンザにかかる。

え?

よく知ってるね?

そりゃあ

昔取った杵柄ですよ。

(*彼女は現在は会社経営者ですがその前の職業は看護師さんでした)

そして

辛いのだ。

経験していないから

辛い!

と言うこともあるが、

なぜかちょこちょこ

インフルエンザに罹っている人より、

重症だ。

何が怖いって

合併症が怖い。

肺炎、脳炎、心筋炎。

頻度は多くはないけれど

なくなる方もおられる。

まずは

安静、栄養、睡眠、水分。

仕事のことは忘れて

寝続けてね!

寝るより効く薬なし。

目をつぶって、

体を横にするだけで

回復力がグーンと増す。

私が看護学校に入ったのは

昭和49年。

その頃、

「医療は自然治癒力を助けるもの」

と、

たった1行だけ習い、

自然治癒力とは?の授業はなかった。

薬偏重の時代になっていたから。

私は、

薬が、病気を治すと思っていた。

デモ、風邪に効く薬はなく、インフルエンザを治すのは

自分の体だけだと、

後から知った。

タミフルも、

ウイルスの繁殖を弱めて、合併症を予防するだけで、

インフルエンザをやっつけてくれるわけではない。

熱は、

白血球がウイルスを、バシバシやっつけている証拠だ。

我慢できるなら

無理に熱を下げなくて良いけれど、

辛いなら熱を下げると。

と、

昔、小児科に教わった。

まずは、

動物としての自然治癒力が、

最高に出る状態を作ること。

だからゆっくり寝てね、と、彼に思っている・・・・

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