院長のひとりごと

治療方針、その1

2015年12月16日

治療方針って!

 

うーん治せないより、

治せる鍼灸師の方がいいのに決まっているのは当然だけれども

「治す」の意味について考えると、

その「辛さ、痛みは」どこが原因なのでしょう、

というところから考えます。

 

先ず、原因を突き止めることから始めます。

 

それじゃあ、病んでいる原因を、

どの様に見つけるのでしょうか。

 

例えば、食べ過ぎが続く、不規則な生活、睡眠不足、

ストレスがたまっている、などなど、

原因となる要素はどこにでもあると思うのです。

 

それを身体の「陰陽五行論」にあてはめると、

色々なことが分かります。

 

五行論というのは人間の体の中の、

五臓であり、五官であり、また五感にも通じます。

そのために、「脈」のあり方を見させていただきます。

 

けっして、西洋医学的な見方ではないのですが、

東洋医学的な見方でも、陰陽五行での結果が得られます。

そのための研鑽はこれからも続いて行きます。

 

うーん、また唸りたくなりました。

 

ひとたび鍼灸をもつと、「経絡脈診家」となり、神業の鍼灸師となる、

なーんて、理想ですね、

日本古来の鍼灸など耳慣れないけれど、

デリケートな日本人に相応しい優しい、穏やかな治療法として、

日本人が改良してきた鍼灸療法です。

 

鍛錬を積み重ね育んだ、

いいえ本来誰にでも持ち得ている五感を、ますます研ぎ澄まし、

鍼と灸という道具を使って「気」を「身体の陰陽五行」を調和させるという、治療法です。

 

ということで鍼灸師としての治療方針をお話ししましたが、

次にとても大切な「健康管理」です。

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