院長のひとりごと

逆子治療に大切なこと、

2016年01月20日

新年明けてのことです。

34週目の妊婦さんです。

ホームページをご覧になって来院されました。

妊婦さんにあるまじき薄着です。

勿論体温を温かくすることの大切さをお話しさせていただくのですが、

手ごたえを感じません。

中々気持ちを通わせるまでにならず、もどかしさを覚えます。

 

3回目の治療中大事なお話を致しました。

その時の会話です。

鍼灸師の私、

「もしかして、あなたはおなかの赤ちゃんに、

お願いだから、逆子を戻してくれないかしら、

そうはなしかけていませんか?」

妊婦さん「うなずきました」

鍼灸師

「赤ちゃんだって、正常の位置で健やかに居たいはずなのに、

ましてや一度も正常置にいなかったということは、

赤ちゃんにとっては、良い状況と言えないはず」

「ごめんね、お母さんあなたをいこごち良くするように頑張るね」

そう言って謝っていただきたいの、

そんなことをアドバイスしましたがはたして理解していただけたでしょうか。

 

妊娠以来ずーっと逆子というは赤ちゃんの勢ではありませんよーっ。

真冬のこの時期、ましてや妊婦さんにあるまじき「薄着」です。

祈るような気持ちです。

鍼灸は魔法ではありません、鍼灸が有効なのは、ご自分の

健康管理があってこそ、著しい効果が上がると思うのです。

どうぞ自分の体は自分で守ってください。

そうすることで鍼灸力は、

十二分に発揮されると考えております。

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