2016年07月28日
ジメジメしたそれでいて暑い日が続きますね、
こんな日が続きますと、
胃・脾の不調を訴える方が多くなります。
患者さんは「胃の調子が悪く、食欲がない」等と訴えます、
この時には胃・脾だけをみるのではなく、
小腸に注目してみます。
専門的になりますが、古医書・「霊枢」に小腸は液を主るとあります。
液を主るとは体内を潤おすということです。
小腸を潤おすことで皮膚の潤いが保たれて暑さに負けない皮膚が作れると思います。
夏になると色々な皮膚の病が起きることも、小腸が関係していると考えます。
腫れもの、カサカサ、ニキビ、吹き出物、
これらは小腸経という経絡で潤いを整えて治療を致します。
ちょっと専門的ですが、鍼灸治療の一つを取り上げてみました。