院長のひとりごと

陰陽を考える・・・・

2016年07月28日

おはようございます、

暑さ対策に小腸を整えるといいですよ、って患者さんのコーナーで、

言ってみました。

それも陰陽の考えが基本になっています。

 

とにかく私の鍼灸は全て陰陽です、そのうえで

虚と実を見極めて、

鍼灸を補と瀉という技術で行います。

たったこれだけのことです、

全ての病状をこの考えで行うというシンプルなものです。

 

陰の力が必要以上に強くなった、

いいえ逆に不足になった、

同じように陽の力がありすぎかもしれない、

いいえその反対に不足なのかもしれない、

それは経絡のどこで起こっているのかしら、

病んでいる人の、体質・生活習慣、この二つに起こっている、

問題点を探っていきます。

 

問題点が見つかって、やっと鍼と灸をすることになります。

 

ここからが技術を要するところです。

 

私は日本で生まれ育った鍼灸術を行います。

 

繊細な、

(端的に言いますと、ちょっと神経質で臆病な)

そんな日本人に合わせた

静かで穏やかな鍼さばきです。

 

理論はどんなに細部を掘り下げても、

最終的に鍼をうつ力、技術です。

 

技術研修を終えたばかりなのでちょっと気持ちが高ぶっています。

 

日本の鍼って素晴らしい、このことにつきます。

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