院長のひとりごと

声の調整も鍼灸で・・

2016年10月11日

初春の頃、患者、真代さんがコンサートを企画しました、

それは、譜面起こし作業からはじまったそうです、

 

素敵な声で観客を魅了するために、

鍼治療を選択されました、

 

彼女のうたう声は、普段の声と違い3オクターブは高い音を出します、

軽やかな会話と音楽、

ディズニ―の曲です、小さな子も楽しめる曲です、

純白のドレスをまとった彼女は

真珠がコロコロこぼれおちるようでした、

 

さて、ちょっと時間を以前に、さかのぼってみます、

昨年夏の出来事です、

ある舞台の主役オーデションを、

見事射止めたまではいいのですが、

声の変調に気がつき、

せっかくの主役を辞退しようとしていました、

 

喉にポリープができ、

手術を決意していました、

まぁ、本当に泣いていたのかは確かめてはおりませんが、

涙ぽろぽろ状態でした、

 

でも、鍼灸で声の調整を勧めるイナトミを信じてくれ、

無事主役も果たし、

その時の成功の感触が、

このたびのコンサート実現になったようです、

 

舞台の上の今夜、

美しいオーラに包まれ、普段の彼女とは思われない、

艶やかな大輪のバラです、

治療室を訪れる彼女とは別人です、

しかし実現までの裏話は、

地味で、コツコツと積み上げる作業が、

続き、

当然のことではあるのでしょうが、

家族もそれなりの支えを強いられました、

 

お姫様彼女の大きな脱皮に、

乾杯です。


真代さんのお母様からFBに届きましたので、

全文掲載させていただきます、

 

・・・・・

娘がコンサートを企画する度に、

我が家の合言葉は、

「稲富先生がいるから大丈夫!!!」です。

ちょっとした心や体の具合が、

声に表れる事、娘を見ていて、よく解ります。

そして、いつも温かい鍼灸治療に助けられています。

昨日娘が嬉しそうに言ってました。

 

「何年前までは歌えなかった曲が、

今回歌えたの。

今度は何に挑戦しようかな?」

 

先生、またまた宜しくお願いしますね。

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