2017年03月10日
どんなに憧れていても、叶わないことって沢山あるでしょう?
その憧れる人たちって、とてつもない勇気で、一歩を踏み出しているのだと思うのです。
天才でもないし、放っておくととんでもなく臆病で、おっくうがりやで、冒険なんて、空想の中だけの私ですが、
ある日「夢見る夢子さん」でいられなくなったのです。
母子家庭になったからです。
その日を境に、恥ずかしいという気持ちを封印しました。
飛び出さなければ、一歩を踏み出さなければそれは後悔につながるからです。
あっちの道の方がよかったのかもしれないなんて後で思うのは、まっぴらです。
自分の背中を自分で「えい、やぁー」って押し鍼灸に飛び込んだのです。
そして、その時の一歩は現在へと続いています。
鍼と灸の二つの道具と腕だけで、物語を紡ぐ楽しさに気がついたのは、
経絡脈診を専門としてからです。
これからも様々な物語を、一緒に生きてくださる皆様とご一緒に、
泣いたり、笑ったり、感動しながら紡いでいけたらいいなと思っております。