院長のひとりごと

先人の積み上げた「鍼灸の方程式」から、自分だけでしか紡ぐことできない鍼灸を求め続ける毎日です。

2017年03月11日

遙か遠い昔、文字すらないというそのときから、沢山の鍼灸術を紡いだ人たちがおりました。

やがて「鍼灸の方程式」となって膨大な情報が積み上げられていきました。

ありとあらゆる鍼灸がすでに出来上がったように思える中で、

自分だけの鍼灸術があることにたどり着きました。

これから先へは、自分自身でしか紡ぐことはできないようです。

できあがりの方程式だけでは、何かがかけていることに気がつき、

それは、ありきたりでは見つけられない、

先人からは教わることのできない、

それぞれの鍼灸師が自分自身で見つけ出すしかないもののことです。

「どうしたら十分といえる鍼灸師になれるのか」という自分自身の質問に、

答えを出すのは自分です。

鍼と灸の二つの道具と、腕だけの鍼灸物語を、また紡いでいきましょう。

 

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