院長のひとりごと

本日で研修生終了、

2015年08月06日

というわけで、指導者経絡大技術講座が無事終了,

さあ前向きにと、心が燃えています。

 

さて、ほぼ同時期、鍼灸学校生徒さんの研修を受け入れました。

イナトミ鍼灸院では、「いつでも・何人でも受け入れます」という姿勢でおります。

二日連続、ほぼ2名づつの生徒さんが来られました。

 

常勤のスタッフと研修鍼灸師が重なり、

白衣姿が7名になるというとんでもない日がありました。

 

一人で働く事を目的として建設した仕事場です。

ベッド3台のスペースに自分一人が動き回るという設計です。

見学者にとっては、決して安穏としていられなかったことでしょう。

お疲れさまでしたね。

 

このシステムが開始されてから毎年受け入れておりますが、

最近の学生さんに期待することもなく、

一体何を目的に鍼灸を、

選択されたのですかと、聞いてみたくもなる風潮です。

 

「経絡脈診」の鍼灸治療院を看板にしておりますので、

それだけでも研修されると良しとしております。

 

但し見学は許可致しますが、

決して、患者さんへの接触・患者さんへの質問は一切御法度です。

 

もし、私たちの勉強会へ参加されているなら、大いに許すところですが、

厳密に断っています。

 

以前は、勉強会に一人でも希望される方が現れるかもしれないなどと、

色気を持ち過ぎましたが、

ただ一人の参加者、聴講もありません。

すっかり諦めているのが本心です。

 

生徒さん側の研修感想は、

「1、赤ちゃんから、子供、そして妊婦さんまで見学出来て嬉しい。

2、鍼灸では食べていかれないと聞かされているので、

こんなに込んでいる鍼灸院もあるのだと驚きました。

3、料金の設定にびっくりした、(高すぎると思われるようです)。

 

この料金設定で更に質問が続きました。

 

学生「なぜ子供料金は安いのですか?」

イナトミ「次の時代に継承する鍼灸ファンを育てたいからです」

真剣にそう願っております。

 

どうすると鍼灸人口が増えるのかと常に考えています。

 

4、また治療時間が短い」

 

スタッフにはもう少し細やかな質問を、

投げかけたようです。

 

全て「経絡脈診」の結果なんですが、驚くといいながら、勉強会の参加は無しです。

 

あーぁつい愚痴りました。

東京で多くの学生さん相手に講師をしてきたばかりなので、

北海道の現状に寂しくなってしまいます。

 

明日からまた日常が戻ってきます。

いつもの自分を取り戻し、良い治療を心掛けたいと思います。

ページ最上部へ