院長のひとりごと

運動療法をサポートする鍼灸治療は陰陽五行論でごくシンプルにとらえることができますが、この分野の判断はまず医師ありきが重要。

2017年03月01日

慢性腰痛治療には運動が大切ですよと治療後にお伝えいたしております。

運動療法というと、ジムに通って特別な器具を使うことと思う方もいらっしゃいますが、

まずは散歩、そしてラジオ体操など、継続のできることを考ることが大切なようです。

 

ちょっと難くなりますが、、我が国の慢性疼痛の実態調査では、

患者さんの満足度は、決して高くなく、

患者さんが勝手に自己判断で治療を中断したり、

エビデンスに乏しい(*証拠・根拠・証言)民間療法などに切り替えているだけでなく、

全く治療を受けていないケースも多いということです。*日経メディカル12015-12

 

エビデンスに乏しい民間療法って私たちの鍼灸も言われていると思います。ただし陰陽五行で腰痛を考えますと、決して無謀なことをしているわけではなく、極めてシンプルな治療にたどり着きます。

ただし医師の管轄である場合の見極めを厳しくすることの重要さを忘れてはならないことと強く認識しております。

この他にも神経障害性疼痛等も正しく学習の必要性が出ております。

患者さんを取り巻く状況には、絶えず細心菜注意が必要ということですね、でも腰痛だけでなく、すべての病状に当てはまるということです。

 

 

 

 

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