院長のひとりごと

立場が変わると気付くことがある。

2017年03月28日

立場が変わると、それまで見えなかったことことが、見えてくるという経験は誰しもお持ちですよね。

イナトミは、学ぶ立場から、教える立場になって、気がつき始めたことがあります。

教える側に立ったその時から、質問されることのなんと多いことか、です。

*質問を受けたときに、提供する情報量を増やすこと、

*質問される方の意思を尊重すること、

*質問する方へ、役立つアドバイスであること、

そしてこのことは、

*イナトミ治療院で実際に使っている、学理・実技でなければならないこと、

*これらを使うことで収益に結びつくこと、等々です。

これらのことを実践し続けて、

現在

イナトミ治療院の仕事がずいぶん変わり始めました。

患者さんとの結びつきが密になり、信頼度が高まったようです。

そして、職場のスタッフとのコミュニケーションがスムースに流れ始めました。

 

よいことばかり並べてと言う疑心暗鬼な声もあるかと思います。

鍼灸を生業とすることの難しさに直面されている方には、

おそらく信じられないことでしょう、

鍼灸人口が3㌫から7㌫という現況の厳しさを、まず、知るべきです。

 

現実が厳しいといえども打開を見つめ安易な経営情報に惑わされないでと、

強く思います。

 

鍼と灸の二つの道具と腕だけで治療を紡ぐ鍼灸師からの問題提起でした。

 

 

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