2017年06月26日
数日前、総会が終了いたしました。
また数名の新入会員が増え、嬉しい限りです。
確実な北海道の鍼灸同業の現況が把握できる、
頼もしい親団体です。
何より、自己責任の強い集まりですから、
新しい情報を得ても、
自分で料理をしなければなりません。
例えば、鍼灸学校は北海度に4校あるのですが、
入学者の各々の人数、そして国家試験の合格率、
合格率の実際の人数、
例えば、パーセントで合格率を見せられても、
10人の受験生に対しての50㌫と
100人受けての50㌫では、意味が全く違います。
何でこんな貧しい鍼灸状況なのでしょうか、
それらのことを知るだけでも、
日本の鍼灸の位置づけが見えてきます。
急に話が日本の位置づけなどと大きくなりますが、
お隣の中国・韓国の鍼灸事情も考慮することが必要だよという状況なのです。
8億の予算で中国は国を挙げて鍼灸に力を注ぐ現況に、勿論韓国も同様です、
日本古来の伝統鍼灸を求めて世界各国から、
学びに来る仲間と行動を共にするたび、大切な鍼灸技術の位置づけに焦りを感じます。
あっ、でも本日は、北海道接骨師会の事をお話ししたかったのです。
とにかく北海道の鍼灸業界の厳しさを知り、その中をどのように乗り切らなければならないのかを、
考えるのは己であって、
自分の経営力は自分で磨くもの、
総会のたび、その思いを強くもち、仲間たちと熱く交流し、また次を目指すイナトミです。