院長のひとりごと

余命って何だろう?

2018年05月23日

余命数か月と宣告された患者A子さん、80歳・女性です。

 

昨年10月、余命数か月の宣告を医師より告げられたそうです。

その月数はすでに超えました。

 

本日来院された折、

徳之島へ、孫の顔を見に行ってきたと、

お土産をくださったのです。

 

あんまりクライマックス的なことは、

人生何度も起こることではないと思うのですが、

目の前の方は、

まさにそれです。

 

いたって満足そうで、

 

「やったね!」って全身で笑っています。

 

うれしくて大いなるものに感謝せずにはいられないイナトミです。

こんな幸せそうそうあるものではないのに、

ついついほかの患者さんにもこの劇的が訪れますようにと、夢見てしまいます。

最後に、

決して鍼灸だけの力だとは思えないのですが、

気血の調和がこの方に働いたのだと思われます。

 

感謝の言葉をもって発信いたしました。

 

 

 

 

ページ最上部へ